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「形式的なミス」小沢氏、持論繰り返す(読売新聞)

 「形式的な点について責任を問われているということです」。自らの資金管理団体「陸山会」の政治資金規正法違反事件で4日、嫌疑不十分で不起訴になった小沢一郎・民主党幹事長(67)。

 同会の事務担当者だった石川知裕衆院議員(36)ら元秘書や秘書3人が起訴されたにもかかわらず、報道陣の取材に応じたのは10分ほどで、「形式的なミス」との持論を繰り返した。一方、東京地検の記者会見は1時間を超える異例の長さで、「現時点で立件すべきは立件した」と捜査を尽くした点を強調した。

 4日午後7時45分、小沢氏はグレーのスーツにシルバーのネクタイ姿で、東京・永田町の党本部5階に姿を見せた。

 「私の事務所で会計を担当していた者が起訴され、大変残念。国民におわびする」。冒頭、謝罪の言葉を口にした小沢氏。自身が不起訴になったことについては、淡々とした表情で「公平公正な検察当局の捜査の結果」と述べた。

 だが、その後は、石川容疑者について「国会議員としての職責に関連して罪を問われているのではない」「起訴の内容も収支報告書の形式的な点についての責任を問われている」などと持論を展開。自らの正当性を主張するように「検察の公正な捜査の結果だ」と何度も繰り返した。

 石川容疑者が逮捕された翌日の先月16日に開かれた党大会で、検察との全面対決を宣言したことについて質問が出たが、「勝利とか敗北とかいう問題ではない」とかわした後、ゼネコンからの不正な資金提供があったという報道が相次いだことにあえて触れ、「私はそんなこと一切ない。断固として承服できないと主張してきた」と力を込めた。

 小沢氏の説明は記者会見場で行われたが、記者が取り囲むぶら下がり取材のみ。記者からの質問を遮るように、党関係者が「月曜日の定例会見もある」と割って入り、午後7時55分過ぎに打ち切られた。小沢氏は低く小さな声で「よしっ」と言い残し、会見場を後にした。

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